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飲茶『哲学的な何か、あと科学とか』を読んだ。

幾分前にサイト「哲学的な何か、あと科学とか(http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html)」を見たときは、結構な衝撃を受けた。「物理学って、突き詰めるとこんな哲学じみたモンだったのか……」とか「"いずれ科学で何でも証明される"なんてのは幻想なのか……」とか。

 

飲茶『哲学的な何か、あと科学とか』(二見文庫)は、そのホームページが書籍化したものが文庫化したもの。ホームページの中身と被るところも大きいが、やはりわかりやすく面白い(そしてホームページよりずっと見やすい)。書店でたまたま見かけて、「この人のサイト昔覗いたな」と思いおととい買ってみた。

 

物理学から数学、量子力学など一見範囲は広いが、これらはすべて哲学と隣り合わせ……ということが本の中で明らかになっていく。

 

以下、面白かった部分を引用する。

 

……と、言いたいところだが、この著作を一部切り取るのは難しいし、何より内容を紹介するなら上記のサイトを見てもらえばいいのだ!というわけで、是非サイトを見てくれ!(職務怠慢だ!!(うるせぇ!!!))

 

ところで、本の中に「どこでもドア」を使った思考実験が登場する。「ドラえもん」や「のび太」も平然と登場するが、これは果たして著作権的に大丈夫なんだろうか?

 

……とここで先日の「福井健策『著作権とは何か』を読んだ。(http://2969.hatenablog.com/entry/2017/04/15/235059)」を振り返ってみると……キャラクターの名前や設定は著作物とはならないのだ!

というわけで、ドラえもんのび太の名前や設定は無許可で使えるんですね。

などと、前に読んだ本と結びつけたりしてみました。

 

この本を読めば、なんとなく持っていた「常識」がガラガラと音を立てて崩れ落ちること請け合い。