「カードに適当な単語を書いて架空のことわざを作りまくるゲーム」をした。
こんにちは。フロクロです。
夏ですね。
夏休みに突入して暇な人、そんなのお構いなしに忙しい人、色々な夏を過ごしているとは思いますが、まぁ言うても暇ですよね。
そんなあなたに、今日は先日開発した2人用ゲームを紹介したいと思います。
その名も、「カードに適当な単語を書いて架空のことわざを作りまくるゲーム」(略称:KTTKKKTゲーム)。
ルールはシンプル。
- ひとりが架空のことわざの「上の句(「急がば」みたいな)」を考えて、カードに書く。
- もうひとりは「下の句(「棒に当たる」とか)」を考えて書く。
- いっせーのでそれを連結して架空のことわざを爆誕させる。
これだけ。ことわざが爆誕したらそのことわざの意味と例文を考えます。
用意するものは百均の「情報カード」とえんぴつだけです。
暑さで頭がおかしくなりながら考えたこのゲームを実際に知人(M@tsi)と2人で遊んでみたので、その様子をお見せしましょう。
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第1ラウンド
上の句:M@tsi
下の句:フロクロ
「書けた?」
「書けた。これちゃんとことわざになるのかよ」
「せ~の」
ドン
『夢にも爆発』
「夢にも爆発」
「夢にも爆発かぁ~」
「現実がまず爆発なんだろうね」
「”泣きっ面に蜂”的な?」
「というか、現実で爆発、そこから逃げてきた夢の中でも爆発、で逃げ場がないような感じじゃね?」
「あぁ~……」
出来上がった語釈
【夢にも爆発】
精神的に逃げ場がないことのたとえ。
・使用例
「最近課題に追われちゃって夢にも爆発だよ~。」
第2ラウンド
上の句:フロクロ
下の句:M@tsi
「せ~~の」
ドン
『空から川遊び』
「空から川遊び……????」
「どうやってやるんだよ」
「”楽しいことでも遠くから見ているだけではつまらない”とか?」
「見てるだけなの?それだと”空から川遊び”感薄くない??」
「えぇ~、そうかな。」
「手と脚がめちゃくちゃ長い人が空から小石とか集めてるのかと思った」
「もはやことわざじゃねぇ」
「……」
「……」
「……無理でしょ、空から川遊び。」
「無理だな……」
「……」
出来上がった語釈
【空から川遊び】
実現不可能な計画のこと。
・使用例
「来週、ビーチできのこ狩りしようぜ!」
「それは空から川遊びだよ。」
第3ラウンド
上の句:M@tsi
下の句:フロクロ
「せ~~~の」
ドン
『端っこの鼻毛が長い』
「おっとやべぇのが来たぞ」
「ことわざっぽい」
「”目立たない部分がかえって厄介になる”みたいな意味でしょ」
「え、目立たない??」
「え、端っこだから目立たないでしょ」
「いやいやいや、鼻の穴の端っこだろうが中央だろうが長い鼻毛は目立つでしょ」
「え~~でも端っこは目立たないと思うんだけどなぁ」
……
(ここから”端っこの鼻毛”が目立つか目立たないかで5分ほど論争)
……
「ウ~~ム、確かに”端っこ”は言葉の使い方的に目立たないのかもしれねぇなぁ……でもまだ腑に落ちない……」
「えぇ~~……あ、じゃあこういうのはどうよ」
出来上がった語釈
【端っこの鼻毛が長い】
末端にまで気配りができていないようす。
・使用例
「お前、新人の面倒ちゃんと見てるか?
端っこの鼻毛が長いんじゃないか?」
「余計なお世話じゃねぇか」
【まとめ】
結構楽しい。
みんなもやってみよう。
おわり。
…………
「作ったことわざ、せっかくだから使っていこう。広まるといいな~~」
「それは空から川遊びだわ」