ほぼ不定期フロクロ新聞

フロクロブログ。

Twitterでできない話をやるDiscordサーバー「コーヒーハウス」を作った

こんにちは。フロクロです。

4日前にDiscordサーバー「コーヒーハウス」を立ち上げました。

(上のツイートの招待リンクは期限切れしてます。有効な招待は最後に貼ります)

 

立ち上げた動機としては、Twitterは個人個人のミニブログのような状態のためひとつのテーマに沿って会話するというのがむずかしい……そこでDiscordという場を使って、緩やかな仕切り(チャンネル)を設けた交流や議論ができたらいいな〜という思いつきで作成しました。理想としては昔の2ch(のいい雰囲気のスレ)です。

 

名前は近世ヨーロッパの社交場であるコーヒーハウスから取りました。

 コーヒーハウス、めっちゃいいですよね。ひとつの理想です。

 

そんなDiscordサーバー「コーヒーハウス」、こんな人は馴染むかもしれません。

  • 制作や創作が好きな方
  • 言葉が好きな方
  • 学ぶのが好きな方
  • 読書が好きな方

このような方はぜひコーヒーハウスにいらしてください。参加は記事の最後の招待リンクから。 

 

具体的なシステムを紹介します。

 

大きなカテゴリとしては

  • ┗ようこそ
  • ┗雑談
  • ┗トピック_情報
  • ┗トピック_変化球
  • ┗トピック_語るスレ

に分かれています。順番に見ていきましょう。

 

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まず入った人は「エントランス」に送られてきます。雑談は「テーブル」で分けられていて、好きなところに話題を持ち込んで話すことができます。話題が2つ出てきたら隣の空きテーブルに移動したりするわけです。「カウンター席」で「こんにちは~」と挨拶すると私(フロクロ)が出てきて対応します。参加してみたけど話に入りづらい、という方はまずここに座ってください。常連がここで盛り上がるのは禁止です(盛り上がったら別の席に移動)。

 

 トピック_情報カテゴリでは集合知や他人のオススメコンテンツを知るのに使う場所です。

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色んな人のおすすめコンテンツが知れます。こういう場所自分が欲しかった…… 

 

 トピック_変化球は特定の縛りがある雑談スペースです。

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どんな内容なのかは入って確かめてください。たぶん面白いです。 

 

 トピック_語るスレは様々なテーマに沿った会話や議論をするスレです。

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同好の士が集まって盛り上がれます。

 

これらのスレは「要望・質問」で提案すると立ったり立たなかったりします。人気がないと潰れます。

 

こんな感じの場所です。現状ありがたいことにそこそこ賑わっていて、毎日様々な話題で盛り上がっています(哲学とか)。

 

興味の湧いた方は以下のリンクからご参加ください。ご来店お待ちしております。

discord.gg

 

「カードに適当な単語を書いて架空のことわざを作りまくるゲーム」をした。

こんにちは。フロクロです。

 

夏ですね。

 

夏休みに突入して暇な人、そんなのお構いなしに忙しい人、色々な夏を過ごしているとは思いますが、まぁ言うても暇ですよね。

 

そんなあなたに、今日は先日開発した2人用ゲームを紹介したいと思います。

 

その名も、「カードに適当な単語を書いて架空のことわざを作りまくるゲーム」(略称:KTTKKKTゲーム)。

 

ルールはシンプル。

  1. ひとりが架空のことわざの「上の句(「急がば」みたいな)」を考えて、カードに書く。
  2. もうひとりは「下の句(「棒に当たる」とか)」を考えて書く。
  3. いっせーのでそれを連結して架空のことわざを爆誕させる。

これだけ。ことわざが爆誕したらそのことわざの意味と例文を考えます。

用意するものは百均の「情報カード」とえんぴつだけです。 

 

暑さで頭がおかしくなりながら考えたこのゲームを実際に知人(M@tsi)と2人で遊んでみたので、その様子をお見せしましょう。

 

続きを読む

「詩」というものがずっと何なのかわからなかった。

私は、ずっと「詩」というものが何なのかわからなかった。が、先日、ある出来事をきっかけに「詩」というものの本質が少しだけわかったような気がしたので、ここにそれをメモしておこうと思う。

 

 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 


「詩」とは一体何なのか。

 

小説はストーリーがあるからわかりやすい。
論説は伝えたい意見があるからわかりやすい。

 

では、「詩」は何が目的なのか。

 

大抵の「詩」には明確な起承転結は無いし、何か主義主張があるわけでもなさそうだ。

 

そうなるとどんな切り口でこれを読んでいけばいいのかわからない。


「詩をどう楽しめばいいかわからん。」
これは私の中に昔から居座っていた悩みのひとつだった。

 

しかし、その悩みはある出来事を機に解消されていった。

 

 

 

それはとある友人と中華料理屋に行ったときのこと。


席に座って、メニューを見て料理を注文する。しばらくすると料理が運ばれてくる。そこまでは何もない。
しかし、彼は運ばれてきた料理(刀削麺か何か)を口にするや否や、「いや〜」と切り出し、そしてその料理の味をあらゆる言葉を尽くして自分に伝えてくるのだ(それもめっちゃ幸せそうに)。


彼の口から出る言葉は調味料や食材の名前のような具体的な単語から、その食べ物がもたらした気持ちの変化、果ては自分の過去の食体験談まで幅広く、彼はそれらの言葉を使ってその食体験を自分に伝えようとした。いわば「食レポ」なのだけれど、テレビで見る食レポよりも遥かに高解像度な表現だったし、自分も食べたような気分になった。(今振り返ると、彼の食レポは「詩的」だった。)

 

そこでふと、「味」を伝える、ということについて考えた。

 

料理の「味」というものはレシピによっておおよそ決まっているが、たとえ口頭でレシピを完璧に伝えても「味」という感覚は全く伝わってこない(クックパッドとか見てても、美味しそうか判断するのはレシピの中身より写真や味の感想だ)。
「感覚を引き起こすもの」について詳細に書くよりも、むしろ言葉によって「相手が過去に触れた感覚」を引き出せるような表現を使うことが「感覚の伝達」には必要なのだ、とそこで初めて気が付いたのである。

 

そして、中華料理屋での彼は、言葉を使い、自らが感じた感覚を高い解像度で相手に伝えることに長けていたのだ。

 


この「言葉による感覚の伝達ゲーム」はなかなか面白い!と思い、自分も何かぽっと内側に湧いて出た感覚を頑張って言葉にしてみることにした。

それが5月末にTwitterに投げた下の文章である。

 

 

で、この文章を書き上げてみたら、驚いたことにこれが今まで見てきた「詩」にめっちゃ似ているのである。感覚を文字起こししただけなのに。

そして実際に自分以外からも「詩的」とか「詩人にでもなるの?」とかの感想が飛んできて、ここではっとした。

 

「もしや、詩というのは、『言葉を媒介に、自分の感覚をできる限り高い解像度で伝達するゲーム』なんじゃないか」

 

これは目からウロコの発見だった。

 

人は未だ感覚というものを直接共有する手段を持っていない。同じケーキを食べても感じている甘さの度合いは違うかもしれないし、同じ夕焼けを見ていてもお互い違った色に見えているかもしれない。

 

自分の感覚を取り出して直接共有することができない以上、感覚の共有には何か「人と人の間を取り持つもの」、すなわち「媒体(media)」が必要になる。
そして、この媒体として言葉を用いたものが「詩」なのではないだろうか。

 

ということは、逆に感覚伝達の媒体に言葉以外のものを用いることもできる。
媒体を「視覚情報」にすれば「抽象画」だし、媒体を「音」にすれば「叙情音楽」のようなものになる。詩の意味を見つけたことで芸術全体の見え方が変わってきたのを感じた。

 


もちろん詩の役割は他にもあるだろうし、これが詩の唯一のあり方とも思わないけれども、この「感覚の伝達」という機能はかなり重要なウエイトを占めているのではないか。

 

 

というわけで、友人の食レポをきっかけに、「詩とはなにか」について考える機会を得たのであった。

とりあえず詩を鑑賞する視点をやっと手に入れたので、今まで通り過ぎてきた数々の詩たちに再び会いに行きたいと思う。

花粉症の腹いせにスギの悪事を徹底的に暴くブログ

こんちには。フロクロです。

 

もう4月も半ばですが、未だにアレに苦しめられています。

そう。

 

スギ花粉症。

 

ポカポカ陽気になったかと思ったら途端に鼻水が止まらなくなり、目が真っ赤になり、夜はうなされ、膝関節を痛め、財布を落とす。もう散々である。
そもそも私は物心ついたときから花粉症であり、春になるとティッシュと共に幼稚園に登校していた。花粉症の無い人生はもう思い返すことも出来ないのだ。

 

 

 

許せない。私にはスギが許せない。

 

 

 

というか、そもそもなぜスギばかりなのか。

 

私の住む千葉は春になると至るところに菜の花が生えてくるが、「菜の花花粉症」など聞いたことがない。菜の花も花粉出すのに。
富良野の人はラベンダー花粉症になってもおかしくないし、オランダの人はみんなチューリップ花粉症でも変じゃない。が、そんなことはない。

 

ということは、何らかの理由でスギが人間に、他の植物とは違ったような嫌がらせをしているに違いない。

 

 

今日はスギがいかに攻撃的で極悪な植物であるかを白日の下に晒していきたいと思う。見てろ!

 

 

【この記事のアウトライン】

①数に物言わす生殖戦略【風媒花】

②植えられ見捨てられたスギたち【植林事業の遺産】

③スギが変わったのではない、人間が変わったのだ。【排気ガス寄生虫

 

 

①数に物言わす生殖戦略【風媒花】

 

まず、そもそも菜の花やチューリップはなぜ色鮮やかな花つけているのか。
それは、虫に花粉を運ぶのを手伝ってもらうため、彼らにアピールしているからだ。キレイな花をつけたり、いい匂いがしたり、蜜を出したりする植物の多くがこの方法で受粉を行っており、これらは「虫媒花」と呼ばれる。虫に蜜や花粉を与える代わりに受粉を手伝ってもらうWin-Winの関係を築いている、というワケだ。

 

一方、スギやヒノキ、イチョウ、マツなどはご存知の通りキレイな花もつけず蜜も出さない。では彼らはどのように花粉を運んでいるのか。
それは、

 

風。

 

ひたすら風に花粉を乗せ続けるのが彼らの生存戦略なのである。虫媒花は虫が花から花へ運んでくれるため花粉の量もセーブでるが、スギなどの「風媒花」は風という意思無き存在に花粉を任せるので、確実に受粉するためにとにかく大量の花粉を出さねばならない。なんとも非効率的!!!
さらに花粉も遠くまで飛びやすい構造になっているため、近所に杉林がなくとも花粉ははるばる飛んでくる始末。最悪や

 

この原始的で工夫の無いシステムが我々を苦しめているのである。いやぁ、許せん!!

 

 

 

いや、でも、そしたらイチョウやマツの花粉症をあまり聞かないのはなぜだ??彼らもキレイな花をつけない風媒花である。ならば花粉症の原因になってもおかしくはない。そうだろ?

 

 

これは多分、スギやヒノキの性格がことさらに悪いに違いない。

 

 

 

②植えられ見捨てられたスギたち【植林事業の遺産】

 

イチョウやマツの花粉症が無くてスギやヒノキの花粉症が多い理由は、至極単純、ずばりスギやヒノキの本数が多いから。じゃあなぜ多いのか。

 

戦後日本は、国土復興のため木材として利用しやすいスギやヒノキの植林を大規模に進めた。この戦後の拡大造林により国土の4分の1(!)が人工林になり、そのうち4割(!)が杉林になったというから驚きだ。
しかし、その後安価な外国産木材の流入により国内の林業はみるみる衰退。起伏の多い日本の林は機械化も難しく、林道の整備の遅れや高齢化も相まってせっかく植えた人工の杉林は切られないまま放置され現在に至っている……。
結果、その無責任に放置された杉林が毎年花粉を出し続け、人間共を苦しめているのだ。

 

 

 

ってアレ、これは人間が悪いやん…………

 

 

いやいや、でも杉林は植林の前からいくらでもある。なにせスギは日本の固有種なのだ。なのに、スギ花粉症が取り沙汰されたのは最近になってからで、花粉症患者第一号が報告されたのは1963年である。
なぜ、それまでもスギはあったのにスギ花粉症は存在しなかった、あるいは目立たなかったのだろうか

 

 

 

スギが突然人間に反旗を翻し、攻撃的になったんじゃないの??

 

 

 

③スギが変わったのではない、人間が変わったのだ。【排気ガス寄生虫

 

スギが多く生えているのは山奥など農村部、にもかかわらず、スギ花粉症の発症率が多いのはスギ林から距離のある都市部だ。全国的に見ても、スギの密度が高い紀伊半島・四国・九州よりも首都圏のほうが花粉症発症率が高い

 

この奇妙な現象はなぜ起きるのか。

 

その原因は「大気汚染」にある、という調査結果がある。ディーゼルエンジンの排ガスに含まれる微粒子が花粉と結合することで花粉症の症状が助長されるというのだ。
実際、花粉症が初めて発見された栃木県の日光には500年前から杉林が存在し、春先には東照宮の廊下が花粉で黄色くなる(おそろしい)ほどであった。にもかかわらず、1960年より前から花粉症になっていた人はごく僅かで、ほとんどがそれ以後に発症している。この1960年代というのはディーゼル車の増加が始まった頃である。

実験結果もこれを示していて、マウスに花粉を注射しても花粉症を引き起こすIgE抗体は産出されなかったが、ディーゼル排ガスの粒子と一緒に注射するとIgEの産出量が明らかに高くなったというのだ。(マウスも気の毒である。)

 

 

更に、スギ花粉症の原因に衛生環境の変化も関係している。

 

戦後間もないころの日本では、多くの人が体内に寄生虫(特に回虫)を飼っていた。しかし戦後衛生環境の改。善や堆肥から農薬への転換などによって、それらの寄生虫は人間の体内にはほとんど居なくなり、なんとそれが花粉症を引き起こしたと言うのだ。このメカニズムはここで説明するにはやや複雑なので、最後に示す藤田紘一郎先生の『笑うカイチュウ』を参照頂きたい。

ざっくり言うと、現代人は花粉を吸い込むと"花粉に反応してアレルギーを起こす(花粉に特異的な)IgE抗体"を作り出すのだが、回虫が体内にいると花粉に反応しない(アレルギー反応を示さない)IgE抗体が産出され、逆に花粉を吸い込んでも花粉に特異的なIgE抗体は産出されなくなる、という仕組み。ややこいね。

 


ということで、結局のところ「花粉症」という現代病を引き起こした根本的な原因は、戦後の大規模な植林無責任な放置、そして経済成長に伴う人間の生活環境の急速な変化なのである!!!!!

 

 

 

…………

 

 

 

………これスギあんま悪くないじゃん………悪いの人間じゃん。

 

 

 


…………ごめんな。


ヘクチッ

 

 

【参考文献】


有岡 利幸 『杉〈1〉 (ものと人間の文化史) 』

杉の全てが分かる本。全2巻で、11章のうちの最後の章が花粉症に割り当てられている。

杉〈1〉 (ものと人間の文化史)

杉〈1〉 (ものと人間の文化史)

 

 

 

 

白井裕子『森林の崩壊』

日本の林業の負の歴史が詳細に書いてある本。②で参考。

森林の崩壊―国土をめぐる負の連鎖 (新潮新書)

森林の崩壊―国土をめぐる負の連鎖 (新潮新書)

 

 

 藤田紘一郎『笑うカイチュウ』

名著。寄生虫という今となっては馴染みの薄い生き物に関する驚きと新鮮に溢れた一冊。寄生虫を飼っていると花粉症にならない……!!

笑うカイチュウ (講談社文庫)

笑うカイチュウ (講談社文庫)

 

 

 

 

漫画村閉鎖!?代わりの読み放題サイト4選!!

こんにちは。フロクロです。

 

今日、無料で漫画が読めるサイト漫画村が閉鎖し、「サイトが見れない!」と話題になりました。
今まで漫画村で暇をつぶしてたのに……という人も多いと思います。

 

そこで、今回は漫画村終了後も使える無料で様々なコンテンツが読めるサイトを4つ紹介したいと思います!

 

※注意:海外のサイトを含みます。

 

 

1.OpenStax

openstax.org


米ライス大学が設立した、主に大学レベルの教科書を無料で提供しているサービス。物理学、経済学、心理学など様々な科目の教科書が用意されており、そして全てピア・レビュー(※査読。研究者同士で内容を検討すること。)済みなので内容も保証されています。それが全て無料!
ウェブ上での閲覧の他、PDFやkindle版もあり、印刷されたものもAmazonで格安で手に入ります。紙派にもうれしいですね。


英語で書かれた教科書は、日本語のものと比べて解説が丁寧で読みやすいものも多いです。空いた時間に好きな学問を深めてみるのも良いでしょう!

 

 

2.Google Scholar

https://scholar.google.co.jp


Googleが提供する、世界中の論文や学術誌が検索できるサービス。海外のものだけでなく日本語論文も検索できます。
学術論文は無料で閲覧できるものもあり、もし大学に所属している人なら大学からアクセスすれば有料資料も見放題、という場合もあります。

論文検索なら https://ci.nii.ac.jp など他にもいくつかサイトがあるので併せて活用すると良いでしょう。


暇つぶしに適当なワードを検索窓に突っ込んで、「いろんなこと究めてる人がいるんだな」と学問の深遠さに思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

 

使い方を短く解説してくれた記事がありました。Google Scholar、便利ですね。みんなで巨人の肩に乗って遠くを見わたしましょう!

卒論書くなら知っておきたい「Google Scholar」とその使い方 | NOW TO THE FUTURE

 


3.Stanford Encyclopedia of Philosophy(スタンフォード哲学百科事典)

Stanford Encyclopedia of Philosophy


無料で閲覧可能な哲学のオンライン百科事典です。
スタンフォード大学が運営しており、それぞれの記事は各分野の専門家により執筆されています。Wikipediaなどと違い、これらの記事も先ほど同様ピア・レビュー(査読)された上で掲載されているので安心です。


通常の百科事典と異なり、ウェブ上のものは紙面スペースの制約が無いため記事のボリュームも満点。飽くまで人類の積み重ねた思想たちと向き合えます!!

 

 

4.Biography.com

www.biography.com

 

歴史上の人物から現在活躍中の俳優まで、さまざまな人物の伝記を取り扱ったサイトです。

Wikipediaでは得られないようなストーリーや事績も載っているので、読み物としても面白いものになっています。最近の人だとドナルド・トランプマーク・ザッカーバーグエド・シーランなんかも載っていて、古いところだクレオパトラマリア様なんかの記事もあります!

 

通学などの暇な時間に気になった有名人の生涯を追体験してみるのも悪くないでしょう。

 

 

 


いかがでしたでしょうか!

英語のサイトが中心になってしまいましたが、それだけ英語圏には高品質で充実した無料のサイトが多いということです。

このように、漫画村が無くとも優良な”読み放題”サイトは数多く存在します。

是非色んなサイトを試してみて、教養を深めてください。

 

 

じゃあな!!!!!!

 

 

 

Principles of Economics (English Edition)

Principles of Economics (English Edition)

 

 

Principles of Economics 2e

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  • 作者: Timothy Taylor,Steven A Greenlaw,David Shapiro
  • 出版社/メーカー: 12th Media Services
  • 発売日: 2017/10/12
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アンビグラムの作り方 基礎編#1「アンビグラムを作ってみよう」

※この記事は去年の一連のツイート「アンビグラムをつくる」のこってり版です。忙しい方はツイートの方をご覧ください。

※18.10.28 大幅に加筆修正しました。

 

こんにちは。アンビグラム作家のフロクロです。

 

突然ですが皆さんはアンビグラムというものをご存知でしょうか。

まぁ「アンビグラム 作成 [検索]」とかでここにたどり着いた人はご存知かもしれませんが、一応説明しておくと、「回転させたり、鏡写しにするなどした2通りの方法で読むことができる文字アート」のことですね。

 

例えば拙作「バケツを引っくり返したような雨」は、「雨」という漢字をひっくり返すとカタカナの「バケツ」になります。読めますでしょうか。

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さて、この記事はアンビグラム」の作り方を解説したものです。 

アンビグラムは「なんか特殊なセンスのある人しか作れないんじゃないの」などと思われがちですが、実際は観察力と粘り強さがあれば、案外誰にでも作れちゃうものなのです。

というわけで、以下で私がアンビグラムをどんなふうに作ってるかを紹介していこうと思います。

 

完成までの主な手順

【Step0】アンビグラムの種類を知る
【Step1】単語を探す
【Step2】対応付け

 

(私の他の作品はpixivに置いてあります。ぜひ。)

 

【Step0】アンビグラムの種類を知る

 

アンビグラムを作る前に、まずアンビグラムにどんな種類があるのかを知っておくことが重要です。アンビグラムはひっくり返すだけではありません。90度回転、鏡写し、図地反転etc……

 

この記事でアンビグラムの種類をすべて紹介すると長くなってしまうため、こちらの記事にまとめました。

2969.hatenablog.com

アンビグラムについてまだ良く知らない方は、ぜひこちらからお読みください。アンビグラムの名作と合わせてその手法を紹介しています。

 

さて、アンビグラムの種類を知ることがなぜ重要かというと、それは一つの単語に対して様々な見方ができるようになり、アンビグラムが完成する確率が上がるからにほかなりません。

 

例えば、「虹色」という熟語は180度回転では作りづらいですが、「虹」を90度倒して「色」にする、というタイプで作るとピタッとハマります(下図)。

 

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いろいろな手法を知っておくことで、一つの言葉にも様々な可能性が見えてくるのです。
アンビグラムの種類が一通りわかったら、いよいよ制作スタートです。


【Step1】単語を探す

アンビグラム制作で行う最初の工程はズバリ「素材となる単語を探す」です。

 

「この単語はひっくり返したらうまくいきそうだな」「これ鏡写しでアンビグラムにできないかなぁ」と、先ほどの「アンビグラムの種類」を意識しつつアンテナを張りめぐらせて言葉を観察しまくるのです。

 

しかし、いきなり「言葉を観察しろ」なんて言われても難しい。
そこで、一体どんな言葉が「アンビグラムの素質がある単語」なのかを見ていきたいと思います。

 

アンビグラムの素質

以下からはわかりやすくするため、180度回しても同じ文字列になる点対称アンビグラムに話を絞って進めていきます。


単語にはアンビグラムの素質」があるものとないものがあります。素質が抜群に備わっている単語は楽にアンビグラムが作れて、逆に素質のあまりない単語は作るのがめちゃくちゃ大変になります。

 

素質のある単語の代表例が「道具」です。横書きだと分かりづらいですが、縦書きにしてちょっといじくると……



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ホラ!!!もうこれアンビグラムでしょ!!

このようにもとの単語を殆ど崩さずに成立するアンビグラムは「発見的作品」とか「自然アンビグラム」とか呼ばれます。が、流石にここまで素質ある単語はそれほど多くありません。

 

素質のあるなしは字の「密度」と関係します。

例えば「一」をひっくり返すと「鬱」になるアンビグラム作ろうと思ったら、これは字画の密度の差がありすぎて大変ですね。無理ですね。

 

一方で「予」をひっくり返すと「告」、「昭」をひっくり返すと「和」、とかなら二文字の密度が近く、文字の構造もちょっと似てるので比較的アンビグラムにしやすそうです。
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実際に作ってみるとこんな感じです。

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 ↑『予告』 180度点対称

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↑『昭和』 180度点対称

 

どれが「アンビグラムの素質」がある単語なのかは、いろんな作品を見たり、手元で実際に文字をいじっているとだんだん掴めると思います。


【Step2】対応付け


単語を決めたら、実際にアンビグラムを形にしていく作業です。「道具」のようにほとんどいじる必要が無い場合は別ですが、大抵のばあい文字と文字が同じ形になるよう整える作業が必要です。私はこの作業を「対応付け」と呼んでいます。
ここでは具体例を交えて対応付けのやり方を見ていきましょう。

 

【例1 『アイスクリーム』】

1.とりあえず書く

まずはカタカナの作例。「アイスクリーム」の180度点対称を作ってみましょう。


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とりあえず紙に「アイスクリーム」の文字を書いてみます。紙をぐるぐる回しながら逆さ文字を並べて書いてみて、見比べましょう(ヨコ書きとタテ書きどちらも試すのが大事)。

 

2.似てるところを探す

逆さ文字と通常文字で似てる部分が無いか探します。すると、オッ、タテ書きのときに「ア」と「ーム」がピタッとハマりそうじゃないか!!
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3.余りを抜き出して見比べる

「ア……ーム」が済んだので残りの「イスクリ」を抜き出して、また見比べてみます。

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これはもう1文字ずつ対応付けしてけば良さそうですね。紙を回しながらたくさん書きまくって、適当に中間を探りましょう。

 

4.清書
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最後の作業。手書きなりパソコンなりで対応付けができたアンビグラムを清書します。フリーソフトinkscapeとかAdobeイラレとかを使うといいと思います、が、ここはタイポグラフィの領域なのでここでは省き、別の機会に譲りたいと思います。

 

もう1つ、今度は漢字の作例を見ましょう。

 

【例2 お題:「妖怪」】

今度は単語とアンビグラムの形式を決めるところからやりましょう。前にTwitterでお題を募集したときに「妖怪」というものを頂いたので、今回は妖怪の名前で作ってみたいと思います。

 

1.たくさんの単語を観察して、題材を探す

アンビグラムを作るにはまず素材となる単語が必要なので、探しに行きましょう。

今回はテーマが「妖怪」なので、Wikipediaの妖怪一覧から探そうと思います。

日本の妖怪一覧 - Wikipedia

このページ、なんかやたら詳しいな……

この中から字の密度が近い(かつ自分が知っている)妖怪を探します。

猫娘」「般若」「貧乏神」「物の怪」あたりは字ごとの密度/ひっくり返したときの密度が近そうです。

紙で軽く書いてみた結果、「猫娘」や「物の怪」はキツそうなので「般若」で頑張ってみることにします。

 

2.とりあえず書く

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アンビグラムは常に手元の紙に書くところからスタートします。

とりあえず180度回転と90度回転で般若を書いてみました。

すると、オッ、なんか90度回転のときので囲った部分が何となく似てませんか?

似てないって?似てなくても、歩み寄れば和解できそう、くらいの近しさを感じはしないでしょうか。というわけで今回は「般若」で90度回転アンビグラムを作っていくことにします。

 

3.共通した字画を探して、寄せる

 

ここからはお待ちかね、対応付けの作業です。今回はやや険しい戦いを強いられそうな予感がします。

まぁとりあえず白い紙を用意して書いてみましょう。

漢字でアンビグラムを作るときは、私はまず題材の漢字をくずし字で書いてみることにしています。何故かというと、文字を崩して書いてみることで「どの字画が含まれていれば”その字”と認識できるのか」、すなわち「文字の限界」を探ることができるからです。これについては次回くわしく書きます。

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「般」と、90度倒して「若」をくずし字で書いてみました。汚いですが、「般」も「若」もギリギリ読めます。これを参考にしながら、2文字の間を取っていきましょう。

ここからはひたすら根性。2つの文字がバランスよく成立するポイントを模索しまくります。

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アイスクリーム同様紙を回しながら、妥協点を探ります(下に行くほど後に書いたもの)。すると、最終的にはそこそこ「般」と「若」が同居してそうな字画が現れました。

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同じ画像を90度回すとこんな感じ。葛藤の歴史です。

もうひと押しブラッシュアップして完成を目指しましょう。

をつけたものをもう一度書き直してみます。

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読める読める。

いい感じですね。ちなみにこのときにテクニックとして、「般」と「若」に共通する字画(線)は太く、余ってる字画はひかえめに描いています。これについても次回くわしく書きます。

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4.清書

最後にイラレに上の写真を取り込んみ、清書して完成。

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『般若』90度回転。

読めますかね。わりと読めそうですね。良かった~。

これを更に骨組みとしてタイポグラフィ的な装飾を加えるとこんな感じです。

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この最後の装飾の工程については、やはりアンビグラムとは別の話になるので別の機会に話します。

 

――――――――――――

 

さて、以上がアンビグラム制作のざっくりとした流れでしたが、いかがでしょうか。アンビグラムというのが「直感が天から降りてきて閃く」ようなものではなく、地道な作業の集まりによって完成するものだということがお分かりいただけたでしょうか。

 

最後に、これを読んで「さっそくなんか作ってみたい!」と思った方にひとつ宿題を出したいと思います。

「雑誌」で180°回転アンビグラムを作ってみてください。対応付けの練習です!

 

(完成したものはぜひ、Twitterハッシュタグ「#アンビグラム講座」をつけて投稿してください。)

 

今回はこれまで。次回は対応付けについて詳しくお話します。

「アンビグラム」って何?アンビグラムの種類と作家

こんにちは。アンビグラム作りが趣味のフロクロです。

突然ですが、皆さんこの「アンビグラム」というモノをご存知でしょうか。

最近ちょくちょくネットで話題になるので知ってる方もいるかもしれませんね。アンビグラムを知らない方は、スマホタブレットなどの"回せるデバイス"でこの記事を読んでいただけると幸いです。

今回はこのアンビグラムとは一体何なのかを、分類や作品の紹介を交えてつらつら書いていきたいと思います。

 

 

アンビグラムの定義と分類、具体例】

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上にある文字、読めるでしょうか。

 

「すみません」ですね。

 

実はこの文字列、180度回しても読めるのです。スマホを回したりして確認してみてください。(上のは拙作です)

そして、このような作品は「アンビグラム」と呼ばれており、これを大雑把に定義すると「2通りの方法で読むことができる文字図案」を指します。

定義だけだとよくわかりませんね。アンビグラムのバリエーションを分類しつつ、以下でアンビグラム作家の方々による具体的な作例を見ていきましょう。

 

①180度回転型

 一番有名でオーソドックスなタイプ。上の拙作「すみません」もこのタイプです。

ひっくり返しても同じ語になるモノと、別の語に変化するものがあります。

https://image-sign.tumblr.com/post/161308892613/逆転-意瞑字査印-アンビグラム-さかさ字

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意瞑字査印さん作の「逆転」。逆転しても逆転のまま、という自己言及の利いた作品です。

 

https://image-sign.tumblr.com/post/161308744693/たぬきそば-きつねうどん-意瞑字査印-image-typography-sign

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同じく意瞑字査印さんの「きつねうどん/たぬきそば」。ひっくり返すと入れ替わります。名作ですね。

 

②90度回転型

くるっと回るだけでなく、倒すと別の言葉、別の字になるタイプもあります。

 

ambigram-lab.tumblr.com

 igatoxinさんの『倒/起』。これも自己言及を含んだ名作です。

 

 

http://ambigram-lab.tumblr.com/post/158588949366/trumpetトランペット-90度回転変換によるアンビグラム

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kawaharさんの『TRUMPET/トランペット』はアルファベットを90°回すとカタカナになるというもの。見事です。

 

 

③鏡像型

 読んで字の如く「鏡写し」にすることで別の字が現れるタイプです。

 

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igatoxinさんの『送信/受信』。絶妙なデザインによって見事な可読性を保っています。

 

www.pixiv.net

鏡画家さんの『梅花』は、一見普通の文字に見えますがよく見ると斜めに線対称になっています。45°傾けて見るとわかるかもしれません。

 

④振動型

 「2つの文字を揺れ動く」ので振動型。回したり写したりせずに、2通りの文字が見えてくるタイプです。

 

 igatoxinさんの『妹/姉』は、見ていると2つの文字の間を揺れ動きのどちらなのかわからなくなります。

 

⑤図地反転型

有名な「ルビンの壷」の文字バージョン。2つの文字がパズルのピースのようにピタッとはまるタイプです。


igatoxinさんによる『深淵』。「深」を反転し白黒逆にすると「淵」になります。非常に美しい作品です。

 

http://ambigram-lab.tumblr.com/post/161268767241/生死-図と地反転のアンビグラム

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oyadge01さんの『生死』。これも無駄がなく美しいです。

 

 ロボットさんの『洞窟物語』は2文字の図地反転。スゴイですね。

 

 

 

他にもありますが、とりあえずはこのくらいにします。日本語アンビグラムには他にもまだまだたくさん名作傑作があります。

repeza.hatenablog.com

 

 アンビグラム作家のYΦUさんが作者の一覧をまとめてくださっているので、アンビグラムのより深い世界を覗きたい方はぜひこちらを御覧ください。